「西表島で木造住宅を極力1人で建てる」のブログ公開開始

すでに68個の記事を書いたのでそろそろfacebookを通して公開することにしよう。

実は2016/11/12から今日のためにブログを書いてきた。

今まで西表島でどのような建物を建てるか考えてきた。

最初はシェアハウスを考えていた。

しかし、見積もり金額が高すぎ、自己資金だけでは、建てられないことが分かった。

よし、では自分が住む家だけでもまず作ろうと考えた。

そして、こちらにも書いたが

  • トレーラーハウス
  • コンテナハウス
  • プレハブ
  • 木造
  • コンクリートブロック

という選択肢になったが、西表島までの輸送コスト、法律面、どれくらいのエネルギー(体力)が必要か、そして最終的にかかるコストを総合的に勘案して

・木造

でいくことにした。

そして木造を作るとしても、まずは

・物置

を作って木造建築の練習。そして、

・本番の自宅(1人で住む家)

そして最後に、

・簡易宿所、または民泊として営業するための家

と3段階を踏んで建築していくことにする。


ちなみに、木造建築に関して自分は素人。

昨年の今頃、てきとうにリビングに壁を作ったのは大きな自信。

そしてエアコン取り付けを自分で頑張ったのも良かった。

今のところ故障はしていない。

この設計士の人の本を読んで、全て自分でやってしまっているので恐れ入った。

やろうと思えばトイレの取り付け、キッチン、お風呂場まで作ってしまっているのだ。

「よっしゃ、自分もやってやる」と今、メラメラとやる気を出している。


考えてみれば「家づくり」って一生のうちの一大事業だよね。(いろいろな本やブログを読んだ受け売りだけど)

土地も含めると基本家づくりは3千万円かかる。

そして、銀行からお金を借りて30年かけて返していく。

最終的には金利が1千万円かかり、4千万を返すことに。

だったら1年仕事休んで給料ゼロになってもいいから、自分で500万円で家を建てちゃえばいいんですよ。

そうすればローンは数年で返せたり、貯金を崩せば済んでしまうこともある。

今後はローンのために働かなくてすむし、借金がない生活ほど気持ちが良いものはない。

家を大きくしちゃうとそれに合わせてどんどん物が増えちゃうから、小さな家で最低限のものだけに囲まれて暮らす。

断捨離ですな。

自分も2年くらい断捨離しているけれど、とにかく書類で残すことはやめたし、使わないものはどんどん捨てる習慣はついた(少しずつ増えつつあるけど)。

これから1年間は今までの人生でいろいろやってきたことが試される。

例えば土地の登記だってワードの文書で1時間あれば作れる。司法書士に数万円払う必要もない。

書き方がわからなければ法務局に行けば教えてくれる。

とにかくその道のプロに任せずに、全てを自分でやる気持ちでいく。

インターネットで何でもわかる時代だし、さらにはYoutubeで動画でも教えてくれる。

設計だって自分でやる。JW-CADというフリーソフトがあるので(Windowsだけど)、それで行う。基本操作はわかるけど、1から勉強。

100㎡以下の敷地面積なら建築士の資格の必要もない。

高校生の時に取得した第二種電気工事士の資格もようやく使える。

こうなったら浄化槽だって、ガスだって水道だってなんでもやってしまおう。風呂もトイレも自分で作ろう。

さらには太陽光発電をしたり、太陽熱温水器や、雨水も利用してなるべくエコな生活をしよう(初期投資がかかるが)。

余力ができれば井戸も掘りたい。

1人で住むのならば部屋は不要。1Rでリビングを自分の部屋がわりに大きく使えばいい。

壁材がいらなくなる。

玄関と窓がくっついているなら1つにしてしまえばいい。商店のような土間引戸にして玄関と窓を兼ねてしまえばいいからだ。

コストカットで妥協する部分もあるし、例えばフローリング材などはいいものを使いたい。

既成の概念を取っ払って、自分だけの家を作ってしまえるメリットがDIYにはある。

この地域は台風が心配だが、小さな家で強固に作れば意外と大丈夫なはずだ(たぶん)。

だって赤瓦の家がまだ建っているんだから。あれよりも現代の木造技術進歩しているはずだし。

シロアリだって、防止する液剤が木材に注入されているものが売っている。

風通しのよい家にすればたぶん大丈夫だろう(これは楽観的見通し)。

別にあと10年20年、自分が生きている間に住めればいいのだ。

子どもがいないのはそういう点では楽だ。いたとしても子どもも同じように小さな家を安く建てればいいだけの話。

できるだけ一人だけでコツコツと作業をして日々ブログで公開していきたいが、見学や手伝いを申し出てくれるのならばもちろん断らないし、そういう人には使う時には工具は無料で貸し出します。もちろん逆に手伝いもします。

おそらく作る度にコツをつかんだり、反省点も見つかるので作る度に良い家ができる。

西表島はとにかく運送コストがかかるので、その点でなんとかコストを抑えるのは、軽トラで木材を運びこむのが一番ではないかと考えている。何往復することになるかはまったくわからないが。

自分に続いて西表島に木造で家を作ってしまう人が増えればいいと思い、ブログを書いていこうと思う。

あっ、もちろん石垣で家を建てる時にも使えるノウハウがたくさんあると思います。


参考

・サラリーマンが「35年ローン」とかありえないだろwww

・人によって2


追記

その後シェアハウスの木造平屋にすることに決定。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事